Pascoから販売している「フロランタンみたいなケーキ」という商品。
コンビニやスーパーのパンコーナーに陳列されているのですが、商品名とパッケージ記載の商品概要に違和感を感じ、購入してみました。
ぼやかした表現「みたいな」
まず気になるのが、「みたいな」という商品名。
バシッと言い切った商品名ではなく、明らかにぼかした言わば「○○風」というのがそのまま商品名になってしまっています。ここまで正直な商品名はなかなか見れないかも…。
また「ケーキ」とも謳っています。しかし陳列されているのはパンコーナー。決してケーキでもないです。
パッケージの右下にイラストで商品概要が書かれていますが、上部はフロランタン、下部がケーキとのこと。パッケージのイラストを見る限り、クリーム系を連想させるケーキです。
こちらが裏面。1つ542キロカロリー。
1つに含まれている成分表は数値が大きめです。アーモンドに水飴、砂糖などふんだんに入っていそう…。
食感はいいが、中身はスポンジ
半分に割ってみたところ、ケーキと言われている部分が普通のスポンジ…。ぜんぜんパッケージで思わせたイメージと異なります。
まわりのカリッとした感じは確かにフロランタンに近い食感です。アーモンドも敷き詰められて香ばしく、甘さも豊富。フロランタンのお菓子の4.5個分に相当しそうです。
ずっしりと重量感もあり、食後のデザートとして食べられない「フロランタンみたいなケーキ」。1個で充分です。
誰に食べてもらいたいのか、若い女性がランチに食べるとしても半分で満たされてしまうもの。商品名に迷走ぶりを感じさせます。
おわりに
ケーキでもないし、パンでもないし、お菓子みたいな食べ物です。ハマる人には、ハマる商品。旨いです。
とは言っても、お菓子以上の重量感やボリュームが有り、飽きやすいですね。おやつタイムに半分食べて、翌日にまた半分食べる、みたいな方法がいいかもしれませんね。