お決まりの質問項目といえば、あなたの本性を表しやすい長所と短所ですね。
今回の質問は・・・
あなたの長所と短所をあげてくださいって何が正解なの?
ありきたりの質問なんだけど、なんて答えればいいのか難しく考えちゃう質問ですよね。
100%正解はない。でも、オリジナリティを出そう。
正解というものはないね、これさえ言えばいい!というものはね。
この質問の本質は、「面接の時間は限りがあるから、あなたの性格を教えてよ」というもの。さらに言えば、「自己分析して悪いことも言葉で言える?」というもの。
面接は1時間前後と短いもの。この短時間で人柄を見通すのは難しい場合があるんだよね。だから、単調直入に教えて欲しい時の質問。
自分自身の性格なんて自由に言えるわけだから、ここはオリジナリティを一番出しやすいはず。
だから、「みんなと仲良く出来るんです」と短い回答ではなく、回答+エピソードみたいな形で話すと、面接官は納得しやすいよね。
まして、どれだけ伝える能力があるのかも判断できるから、このオリジナリティを出しやすい質問は結構採用ポイントも大きいはず。
自己分析して、説得力が出やすいようにエピソードも盛り込んでいくと好印象だね。
さらに言えば、自分のメリット・デメリットを企業のメリットに変えていく
大抵の人は、予め用意してあった回答を答えるだけになっているんだよね。それだけでも充分なんだけど。
一番印象の良かった人は、企業に合わせた自分のメリット・デメリットを紐付けていうのは印象深いね。事前に企業を調べている状態で。
例えば、成長企業で人材が足らなくて、比較的多忙になっている場合。
「私のメリットは、粘り強さです。学生の時に、部活で~~~。という意味で、業務に忙しくても顧客のために頑張れるチカラがさらに出てくることです」
と、企業が望んでいる人物像を想像した上で、メリットを企業をメリットに繋げる回答。これは素晴らしかった。
またデメリットも同じように
「働き過ぎてしまうのがデメリットです。前職では働き過ぎて、残業が多くなり総務に怒られてしまいました。もっとガッツリ働きたいけど、時代が許してくれない~」
と、これもまた企業のメリット(欲しい人材)に繋げるのです。
事前に企業の情報を知る必要はあるし、その時の面接の話の流れから、欲しい人物像を考える必要があるけれども。
これは企業側にしてみれば、パーフェクトに近い解答例だね。
おわりに
正解はないけれど、オリジナリティを出しやすい質問。
説得力のある回答を事前に用意するのも良い。ただ、どうしても合格したい場合には、その企業の特徴を事前調査すると、さらに回答からの好印象は受けやすいよ。