セブンイレブンの冷凍コーナーにひっそりと佇む「具付きつけ麺」。
「濃厚な豚骨魚介と爽やかな柚子の香りのつけだれに、チャーシュー、メンマの具を付けました」とは一体どういったものだろうか?
開封と裏面。中身の確認。
中身は、この2袋。
冷凍めんの中に具も入っている。そして麺つゆ。
製造会社は株式会社キンレイ。
家庭用に鍋焼きうどんなど豊富なラインナップがある冷凍麺の京都の会社さんです。
今回、セブンイレブンとの共同開発ですが、麺のボリュームや味から東池袋大勝軒監修 豚骨魚介つけ麺にかなり近いものだと思われます(予測です)。
冷凍つけ麺の作り方
冷凍食品だから、楽なのでは・・・と思いがちですが、1点だけ難があり。
全体の流れは、簡単に書くと
- 麺と具を袋のまま5分電子レンジへ
- その間に、つけ麺タレ用のお湯を作成
- 麺と具が温まったら、袋から具だけを取り出して水切り
- 具はタレに投入。麺はお皿へ。
こういう感じです。
このつけ麺を食べる人を想像すると、20代~30代の男性。しかも一人暮らしの人が、「お店に行くまででもないけど、ちょっとつけ麺を食べたくなったな」て思う時に購入するのではと。
3.で必要なのがザル。
この作業があるってことの理解がまずは必要です。もちろん、麺が締まって美味しくなります。
さて。肝心のお味は
一言で言うと、270円にしては上出来!
まずは麺について。ボリュームは一般的な店舗と同じ300g。食べごたえあります。プリプリとした食感は、決して冷凍とは思わせないクオリティ。
つけダレも奥深い。かつお節の風味も、後半にゆずのチョッピリとした爽やかさもあり。下手なつけ麺屋よりも全然うまいです。
具について。肉は小さめですが、燻製しているのか、口に入れた時に「肉を食している」と思わせます。つけ麺を引き立てる良い材料。
そしてメンマは、やや味が濃い目で塩辛い。そこまで個性を付けなくてもいいのですが、「具を入れた冷凍めん」と言っているので、具としての存在感を出しているのでしょうか。
おわりに
270円なら全然ありです。
有名店ではなく、「そこらのラーメン屋でつけ麺でも食べたいな」と思うなら、セブンイレブンの具付きつけ麺を食べて、その余ったお金で別の日に有名店で食べたほうが満足感があると思います。
「ちょっとつけ麺を食べたいな」という食欲に答えてくれる逸品です。