数年前からコワーキングスペースやシェアオフィスが広がりだして、一人で活動するには便利な時代になってきました。
今まで自宅やカフェなどでパソコン作業をおこなっていましたが、1ヶ月前にシェアオフィスをレンタル。
借りてよかったこと、我慢したことなど情報シェアします。
目次
そもそも、シェアオフィスを借りた理由と決め方。
今回、シェアオフィスを借りるにあたっての大きな理由は、自宅での作業効率が悪かったこと。
思い立ってネットで調べて、通うのに苦痛を感じない4件を見学。いろいろと見て回ると、目移りしてしまうので自分自身の中で優先順位をつけるがオススメです。
ちなみに、考えていたのは
- 管理されていてキレイ (モチベーションに影響してしまうので)
- 空いている (行っても座れないというのがキツイ)
- 高すぎない (固定費は極力抑えたい)
この3つを頭に入れて見て回って、見学をしてました。
「どのような年齢層が多いのか」「今見学している空き状況は、通常と変わりはないか」「退去するときの縛り期間はどのくらいか」など聞きたいことも、まとめていくといいですね。
そして借りたのは、主要駅から徒歩3分の、フリーアドレス型のシェアオフィス。キレイで空いていて、高すぎない。ほぼ希望通りの場所です。
シェアオフィスを借りてよかったこと
集中力が飛躍的に高まった
自宅で作業をおこなっていると、ついつい他のことに手を出してしまった人間でした。ずっとオフィスで働いていた人間なので、やはり自宅とオフィスの切り分けが必要だったのです。
考えてみると、よくある話ですが「他人の目」がないと集中しないんですよね。「それでは外に出よう」と思ってカフェ屋に行っても、そこまで集中力は向上せず。
おばさんの井戸端話や、大声で話す学生に気持ちを阻まれたのが大きかったです。不特定多数の人間いるカフェ屋だから仕方ないのですが…。
その点、シェアオフィスは仕事をする人達が集まっているので、全員が向かっている方向(つまりビジネス)は同じです。
周りが仕事をしていると、自分自身も仕事をしなくちゃという気持ちになりますし、他の人からの適度な視線があります。擬似的な10~15人のオフィスの中にいるような感じです。
おのずと集中力は上がりましたね。
家族を気にしなくて良くなった
自宅にいると夕飯の時間にバタバタしたり、夜の作業がしづらかったり。自分のタイミングで仕事ができない、他人に干渉されると意外とストレスだったことに気がついたのです。
今まで会社員の場合は、「仕事が終わったから帰ろう」「この区切りで帰ろう」と、自分のタイミングで一段落をつけていたので。また、どんなに夜の時間が遅くなっても、他人に干渉されることはありません。
オンとオフを切り分ける。
この言葉の本質は、家族との同じ空間か否か、ということかも。
仕事のスペースを外に持っていったことによって、家族の干渉もなくなり、ストレスが激減したのは確かです。
通勤が運動代わりになった
今回選んだシェアオフィスは自転車で通える距離です。だいたい15分~20分くらいでしょうか。これが結構良い運動に。
外の空気を吸いながら、体を動かす。朝からの仕事スイッチに切り替えるキッカケにもなりますし、足腰を弱めなくなりますし、気分転換にもなりますし。
また、運動=ストレス発散が好影響でした。運動することによって、例えばペダルに強いチカラを入れるといった具合にストレスのガス抜きをする。
通勤は面倒なものと思いがちですが、今ではプラスに取るようになりましたね。
シェアオフィスを借りて我慢したこと
複数人での会話や悪態
これは稀なケースかもしれません。入居して分かったことが、とある1企業で4・5人の契約をしていたことです。
フリーアドレス制なので、どこにでも座ってOKです。しかし、この企業は自分のオフィスと言わんばかりに4・5人で同じ座席を占拠。
それは仕方ないと思っていたのですが一番厄介だったのが、この企業の会話です。基本的にシェアオフィスは1人契約のため、会話するひともいません。会話があってとしても電話くらいです。
しかし、「今日の売上を報告しろ」「これでってどうするんですか?」と、通常業務の会話がずっと耳に入ってきます。周りを配慮して、小さい声で話せばいいのですが、シェアオフィスに行き渡るほどの普通の声の大きさ。
ひどい時には、「おめぇは、馬鹿なんだから、俺の行ったとおりに作業すればいいんだよ!」とデスクを叩きながら悪態をつく。これが2日に1回あって、さすがにイラッとしましたね。
共有しているオフィスを、あたかも自分のオフィスと言わんばかりに複数人で利用するのは頂けない。
はじめから知っていたら、このシェアオフィスに契約しなかったかも…と後悔をしてたところで、その企業が出て行ったのでラッキーでした(笑。
パソコンはノートパソコン
ノートパソコンをメインとして利用している人でしたら、特に問題ないかもしれませんが、デザインなどされている方なら不便に感じるかもしれません。
ノートパソコンの画面サイズはやはり小さく、解像度も小さいので表示範囲が少ないものです。
大きなモニターが入るロッカーを借りる、ノートパソコンを大きい物に変える、スペックを上げるなど自分自身で対処すれば解決する問題ですね。
シェアオフィスを借りる前にすべきこと
どのシェアオフィスにも、1日体験や1日ドロップがあります。
シェアオフィスを契約するまでに、一度体験をして雰囲気を感じ取ったほうがいいですね。見学だけでは、1日の中の切り取られた10分程度した見れません。
どんな人がいるのか、使い勝手はいいのか、体験によって確認ができます。後悔しないためにも、体験をオススメします。
おわりに
もしシェアオフィスやコワーキングスペースなどを兼用している人がいたら、見て回るのはいかがでしょうか?
自分自身にプラスになるようなら、固定費を払う投資として有りだと思いますよ。自分の居場所をつくるという意味でも。
それでは、また!